簡単に言ってしまうと、YahooはバックリンクのType、アンカーテキスト共に「バランス」である。このバランスを調整するために、アンカーテキストからキーワードを抜く作業すら重要になってくる。また、トップページや関連性の高いリンクのバランス調整も重要。ある割合を超えてしまうと、足きりどころか、マイナスになり兼ねない。一方、Googleは、確かにバランスの調整は必要だが、極端な突出とならない限り、マイナスにはなりにくいようだ。それがいいことに、対策を施しているサイトでも、Googleでは上がっているがYahooでは全く。。。といったサイトも非常に多い。つまり、Google向けバックリンク施策は、過剰となった部分が評価対象外になるだけで、未だ、数打ちゃ当たる的施策で上がっているサイトもある模様。しかしながら、ここからが非常に大事なのだが、「生きている」リンクを高く評価するという点ではYahooも同じだが、どうもこのあたりの評価基準が本物志向というのがGoogleの厄介なところと考えている。例えば、この「生きている」を定義すると、リンク元にアクセスがあり、かつ、ここにもバックリンクが増えていくというもの。ここが網羅できている場合、仮にテーマがマッチしていないページからのリンクでも、その評価基準を凌駕し、評価対象リンクとなっている傾向があるのではないかと睨んでいる。例えば、単なる日記のブログでも、それなりに、定期訪問者があるブログなら、対策サイトとテーマ上の一致が低くとも、「生きている」リンクとして、テーマ上の一致という評価基準を超えて、評価されている節があると睨んでいる。もちろん、関連性一致に越した事はないのだが、リンク元のアクセスやバックリンクに大きな比重がある可能性が高い。
以下の図はこの概念の理解を助けるための最新の事例である。
2つの異なるワードで、対策難易度はほぼ同等。事例①はリンク元のケアが甘く、Yahooでは順調に伸びるものの、Googleでは横ばい。事例②は、リンク元までもフルサポートしている。事例②は、6月初旬頃から「ケア」対策を講じた結果で、Yahoo,Google共に伸びている。このような事例が非常に多いことから、今回の理論を仮定するに至った。
注意しなければいけないのが、リンク獲得当初は、ランキングに反映されるが、時間と共に、この「生きた」演出に不備が生じ、徐々にランクダウンする施策である。結末としては、ランクダウンの後、適当なところで安定し、一向に上がらなくなるというパターンが多いと感じている。また、リンクを増強しても一向に動かない場合は、完全に「足きり」されていると判断できそうだ。つまり、バックリンクの「生きた」演出を図るべく、リンク元のケアも更なる重要性を増してくるのだろうと推察する。弊社の見解では、ビッグワードに関しては、YahooもGoogleも手間をかけ、ケアを続けていく施策で変わりはないのだが、Googleの場合、ミドルクラスのワードでも同様の手間とケアが必要になってくると判断している。このあたりにノウハウがある事は明らかで、効率化に走ると手痛い「淘汰」という名の洗礼を受け兼ねないだろうとも考えている。
本見解は、あくまで弊社の独断であり、推奨するものではない内容である事をご了承頂きたい。
サクラサク株式会社 CTO 林