2010年12月1日にYahoo! JapanとGoogleが統合されてから2ヶ月。予想通り、バックリンク合戦が繰り広げられる中、競合他社の対策状況をウォッチする機会が今まで以上に増えたのは、弊社だけに限らないだろう。そんな中、特に目立つGoogleアルゴリズムの特徴の1つをご紹介したい。
弊社も含めての話だが、Googleアルゴリズム下においてSEO対策を実施している中で、順調にランキングを伸ばすも、2ページ目(11位~20位)で停滞してしまうサイトをいくつもお持ちではないだろうか?極論を言うと、手持ちの対策サイトで最も多いのが11位~20位と言っても過言ではないかもしれない。
旧YSTでは、ビッグワードでも、YST Index Updateや日本独自アルゴリズム刷新時に、突如TOP10ランクイン!何て事は珍しくなかった。数ヶ月に一度の大掛かりな再計算により、ランキングが一気に動くお祭りイベントがあったわけだ。ところが、Googleの場合、短いスパンである程度のランキング上昇は期待できるものの、TOP10となると、どうしても時間が必要となる。まるで、時間をかけて「信用」と「実績」を見られているかのように。また、TOP10ランクインまでにかかる時間は、難易度の低いワードでは、圏外から初登場TOP10ランクインなんてことも可能だが、ミドルワード以上になると、まずTOP10にランクインすることは少ない。以下に各参考事例を紹介してみたい。
旧YSTではYahooのアップデートによって、ビッグワードでも50位前後から、一気にTOP10にランクインさせる事が可能であった(3番目の図)。ところが、現Googleアルゴリズム下におけるYahoo及びGoogleでは、難易度の低いワードでは、即TOP10にランクインさせる事が可能であるものの(2番目の図)、ミドルワード以上になると、強力な施策を持ってしても、当初は順調にランクアップするものの、2ページ目に差し掛かると、そこで滞留してしまう時間が非常に長い。『ここから先は「信用」と「実績」がないと認めない!!!』とでも言われているかのように(1番目の図)。1番目の図はビッグワードにおける最新の事例である。2ページ目に滞留する時間が実に3ヵ月半。実際、このような事例はよくある事。このように、Googleアルゴリズム下では、ミドルワード以上になると、TOP10へランクインさせるまでに、どうしても旧Yahoo時代よりも時間がかかってしまう。
昨今では、旧Yahooで通用していたバックリンクが効果を発揮しない場合が多く、超効率化をもってしてビジネスを行っていた多くのSEO業者も、大きく施策を変え始めている傾向が垣間見れる。そんな中で、案の定、SEO業者のリプレイス合戦は凄まじく激化しており、今年は、実力の真価が問われる年となりそうだ。このような状況を前提として、今後は、クライアントに対して様々なコミットをしていかなければならないだろう。その1つとして、本エントリーで言及したTOP10ランクインまでの時間の概念は、特に事前に説明しておく必要があると考えており、本エントリーに至った。
サクラサク株式会社 CTO 林