2011年2月3日(金)頃から、Yahoo! Japanにおいて、検索の度に2パターンのSERPs(検索結果)を返すといった奇妙な現象が発生している。現在、Yahoo! Japanでは2010年12月1日よりGoogleのエンジンを採用しているため、Yahoo!Japan及びGoogleの各独自サービスを除いては、基本的に同様のSERPsとなっている。しかしながら、本現象は、Googleでは確認できていない。また、2月4日(土)には一時的にこの奇妙な挙動が収束したかのように見えた時間帯もあったのだが、それも束の間、まさかの長期化となり、少なくとも本エントリーを執筆している時点では、未だ続いてしまっている。
下図は、キーワード「美容整形」におけるYahoo! Japan TOP10 SERPs2パターンとGoogleのSERPsである。
このように、検索する度に、もしくは、何度か再検索すると、2種類のSERPsを表示するのが本現象の特徴である。主な特徴としては、次のような事項が挙げられる
また、本現象を詳細にウォッチしてみると、大半は新旧SERPsの入替となっているものの、一部では、明らかにこの2パターンにあてはまらないSERPsや、2パターンのうちの片方には特定のサイトが表示されないといった現象も発生しており、ランキング取得ツールでも特定のワードが消滅している日が記録される場合をいくつか確認している。現在、発生している本現象を図解すると以下のようになると考えている。
現在の奇妙な現象は、当然、一過性の挙動なのだろうが、これが意味するところは何なのか。周囲の意見には次のようなものがあった。「単なるGoogleからのデータ提供に伴う一時的な不具合」。確かに、大元であるGoogleに本挙動が見られず、他の提供先では見られるため、このような意見は納得できる。また、「Yahoo! Japan独自フィルタ適用の準備」という意見もあるのだが、そろそろ、Yahoo! Japanが独自の味付けを強化しても不思議ではないかもしれない。しかしながら、Yahoo! Japan以外の検索エンジンでもこの挙動が確認できるという点で、引っ掛かるのではないだろうか。私個人では、恐らくGoogleのSERPsと同一の結果に収束していくと予測しているのだが、いずれにしても、この奇妙な挙動は、時間単位、日単位で状況が変わる可能性は高く、本エントリーを目にして頂いた時点で状況が変わっている可能性も十分あり得るため、あくまで、弊社の備忘録エントリーとしてご理解頂きたい。
最後に、今回、本現象の事例や見解に御協力頂いた方々に感謝したい。また、一刻も早いSERPsの安定化を望んでいる。
サクラサク株式会社 CTO 林