Googleが2月下旬に大規模なアルゴリズム(通称:ファーマーアップデート、パンダアップデート)の刷新を実施した事を公式に発表したのは記憶に新しい。
[参考]
http://googleblog.blogspot.com/2011/02/finding-more-high-quality-sites-in.html
現在、米Googleでの適用となっているようだが、Google UKにも来たとか来ないとか。
[参考]
http://twitter.com/suzukik/status/52520410427834368
そんな中、日本市場でも不安定な状況が続いており、「パンダ来日か?」と噂する人も居るようだが、3月末の現時点で今一度、弊社なりに整理してみたい。
細かく見ていくと、実は1月26日近辺から気になる不安定な状況が垣間見られ、そこから今日まで何ラウンドか変動が実施されていると考えている。微動だにしないビッグワード等も当然のことながら存在するのだが、ここで事例を紹介してみたい。
下図は断続的に施策を続けているサイトが乱高下し、最終的には元の順位に回復している様子を表す事例である。部分的ではあるが、このような事例がいくつもあるのを確認しているため、弊社では「不安定な状況」としている。
次に、3月4日に比較的大きな入替が発生している。この要因に関しては私が耳にしている意見に賛否両論あるようなので、具体的な見解は敢えて避けたいのだが、後に自然と回復しているサイトが多い印象を受ける。また、特定のリンクを外した事で、このタイミングに急上昇したサイトもあるようだ。参考までに以下が事例となる。
そして、先週末に発生した大規模な変動だが、次のような事例を複数確認している。
いずれの現象も、通常に起こり得るものばかりだが、このタイミングでこれだけの現象が確認できているのは何かしらのテコ入れがあったと疑わずにはいられない。また、一方で全くもって通常時と変わらないサイトも多い事から、見解を二分しているという事も付け加えておきたい。弊社の見解では、上記事例の特徴から、通常時よりも比較的規模の大きい再計算が実施されたのではないかと推察している。また、昨日3月28日には、補正的な続編が実施されているとも思えるいくつかの挙動を確認している。
ここのところ、Googleの変動で質問を頂く機会が多く、ゆえに、本エントリーに至ったのだが、弊社の見解を述べてみたい。
1月後半から不安定期に突入し、3月4日に特徴的な変動が発生。更にこのタイミングでSERPsが大きく動くのは非常に気にかかるところではあるが、パンダアップデートとは無関係だと考えるのが妥当なのではないだろうか。特に3月24日の変動は、適用されたサイトとそうでないサイトが二分化され、物議を醸していたのだが、現状では、部分的に微調整されつつあるようだ。真相はGoogleのみぞ知るところだが、気にするレベルではないのかと判断している。もちろん、部分的におかしなSERPsも存在するのだが、これは今に始まった事ではない通常時と同等の状況。本当にパンダが来日したらきっとこんなレベルじゃないのだろう。密かに楽しみにしているのは私だけではないはず。
サクラサク株式会社 CTO 林