Googleバックリンク評価基準徹底解剖!

サクラサクのSEOブログ

非アンカーテキストマッチリンクに関する考察

2011年05月30日

下落を招くキーワード単体のアンカーテキストマッチと救世主となる非アンカーテキストマッチ

今回のエントリーは、前回のエントリーでも少し触れているのだが、獲得しているバックリンクのアンカーテキストが対策キーワード単体である場合、ある比率を超えると伸び悩みによる停滞から、場合によっては下落していくというものである。また、これらの現象から回復に効果があったと判断できそうな事例も合わせてご紹介してみたい。
検索エンジン評価基準というものは、全てに平等でない場合が多く、バックリンクのアンカーテキストが対策キーワード単体である比率が高くとも下落を免れるどころか、順調にランクアップしてしまう場合もあるようだ。しかしながら、我々、SEOサービスを提供する者にとって、1つでもあてはまらない事例がある場合は、立証とならない!とすることは危険であり、この「全てに平等でない場合」というのを考慮していく必要があるだろう。
そこで、本エントリーでは、あくまで、可能性があるのではないか?と考えられる事例を挙げながら、弊社の見解を述べてみたい。



アンカーテキストバランス崩れによる下落



上図は、他社のミドルワード対策状況をウォッチしたものである。このサイトは、OSE(http://www.opensiteexplorer.org/)でも簡単に分かるほど、キーワード単体のアンカーテキストリンクを獲得しており、いまだに、その数が増え続けていると推察される。(ざっと80%程度がキーワード単体と予測)。
ランキングの推移を見てみると、当初は、順調にランクアップしていくものの、ある時から停滞し、その後下落して安定してしまっている様子が分かる。もちろん、不安定なGoogleの状況下で発生する他の要因である可能性も否めないのだが、アンカーテキスト比率が過剰と思われる他の複数のサイトでも同様の事例が確認できているため、弊社では、バックリンクのアンカーテキストが対策キーワード単体である場合、ある比率を超えると伸び悩みによる停滞から、場合によっては下落していくといったアルゴリズムが徐々に適応範囲を拡大しているのではないかと推察している。
※ ちなみに、このキーワード単体リンクを中心にバックリンク施策を実施すると、皮肉にも対策当初は順調に上がっていく傾向が見受けられた事例が多いという事も付け加えておきたい。



中和作業による回復経過



上図は、弊社対策サイトのランキング推移を表したものである。ゆっくりではあるが、順調にランキングを伸ばし、2ページ目に差し掛かると、ここから長いのがGoogle。覚悟を決めて、ひたすらバランス重視、安全性重視の施策を続けた。ところが、突如、ランキングが下落したため、その日から対策手法を変更。すると、3週間程経過した頃から、驚くほど回復の動きを見せた。
こちらも、最初の事例と同様に、不安定なGoogleの状況下で発生する他の要因である可能性も否めないのだが、同様の下落を見せた他の6サイトでも対策手法を変更した結果、上図と同じような回復の動きを見せたのだ。
当然、リプレイス案件なので、前業者のリンクのうち、外せないもの、外していないものが残ってしまう場合は多々あるのだが、WMT(http://www.google.com/webmasters/tools/)で確認したところ、案の定、見覚えのないバックリンクが多数、確認された。これらの主な特徴として、ブログのサイドに50以上のキーワード単体リンクが並べられているものが多く、殆どが対策キーワード単体のアンカーテキストリンクであった。

この事例で実施した「変更した対策手法」とは、本エントリーで察しがつくように、「非アンカーテキストマッチ」リンクに切り替えた事だ。「非アンカーテキストマッチ」といっても、中和作業に適したものは数種類あり、ポイントも存在すると考えている。今までマイナス対象になっていなかったものが、突如、マイナス要因として扱われるようになったと仮定した場合、元々のキーワード単体リンクの比率が回復不能なレベルならば、上図のような回復劇は見られなかったかもしれないのだが、複数の似た挙動を見せるサイトに対して同じ対策手法を施し、いずれも同様の回復劇が見られた事実から、中和作業、つまり、非アンカーテキストマッチの影響力があると推察するのは奇妙な事ではないだろう。

リプレイス案件で、過去の負の遺産を継承してしまったとしても、受注した時点で、それも含めて、結果をコミットする責務があるわけで、基本的に中和作業がデフォルトになってくる機会が増えてくるのは容易に想像できる。言い方を変えると、中和不能なレベルで対策している特定の業者からのリプレイス案件は受注しないのが賢明だと考えられる。
本エントリーに共感して頂ける方は、是非、この非アンカーテキストマッチのパターンと仕様の分析を試みてほしい。私は、これがこれから非常に重要な対策の1つになると考えている。(既に実施している業者もアリ)



総評として

アンカーテキストマッチの代表格とも言うべきキーワード単体のアンカーテキストマッチリンクは、確かに訴求力の高いバックリンクの1つであると推察される。しかしながら、これに依存すると、どこかで、ランクアップの頭打ちという壁にぶつかり、その後、停滞。場合によっては(全体の比率に依存)、下落を招くという傾向は確実に存在すると考えている。ただし、今もなお、キーワード単体リンクでガンガン上がっていくサイトも存在するのも事実。厳密な言い方をすると、キーワード単体のリンクで上がってしまうサイトもあれば、キーワード単体リンクの比率を下げると上がるサイトもあるという事だ。

ここからは、私の予測に過ぎないのだが、今後は、徐々に、キーワード単体リンクに制限がかかってくると推察している。こうなると、多くのSEO業者のスタンダード(キーワード単体リンク)が的にかけられる事になり、未だ見ぬパンダアップデート以上の激震が走る事にもなり兼ねない。外部施策を実施していないサイトで、ある程度の難易度のワードで上位表示しているサイトは、キーワード単体のバックリンクをそれほど獲得していないサイトも多い事から、キーワード単体リンクに依存しないアプローチというものがあり、将来を考えると、こちらの手法で対策しておいた方が賢明だろうと考えている。とにかく、対策せずとも上がっているサイトを徹底的に分析することが、長く使えるノウハウであると考えられ、ここで得られる情報はプライスレスと言えるのではないだろうか。

※サイト・ページの関連性がなく、キーワード単体のアンカーテキストリンクを過剰な比率で提供する手法が依然、多いのにも驚くのだが、この中でも上がってしまう場合がある事実には更に驚く。

サクラサク株式会社 CTO 林

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